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auひかりは光コンセントがあれば工事不要?無派遣工事の条件と確認手順

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先に要点

このページの結論

部屋に光コンセントがあってもauひかりが工事不要(無派遣工事)になるとは限りません。NTT回線との設備差異、光回線再利用(ホーム(S))の適用条件、戸建て・集合住宅別の派遣判定、確認手順を解説。

料金・提供エリア・特典の適用条件は変わるため、記事下部の公式情報と申込み条件も確認してください。

auひかりと光コンセントの工事要否:結論

結論として、光コンセントがあってもauひかりの工事が不要とは限りません。独自設備や光回線再利用(ホーム(S))の判定が必要で、申込後のKDDI設備調査で派遣・無派遣が確定します。

引越し先や現在の住まいの壁面に「光」や「光コンセントSC」と刻印された端子盤があると、「立ち会い工事なしですぐに開通できるのではないか」と考えがちです。しかし、国内の多くの賃貸住宅や分譲マンション、戸建てに備え付けられている光コンセントは、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光回線網用に敷設された設備です。

auひかりはKDDIが敷設した独自ファイバー網および提携インフラを中心に運用されているため、他社光コラボレーションのように「光コンセントがある=無派遣で即日切り替え可能」とは直接結びつきません。本記事では、auひかりにおける光コンセントの取り扱い、無派遣工事が成立する具体的な条件、NTT回線を流用する「光回線再利用」の仕組み、そして申込みから開通までの確認手順を公開情報に基づいて詳しく整理します。

auひかりで光コンセントがあっても工事不要にならない理由

光回線の設備構造を理解する上で重要なのは、「物理的なコンセントの存在」と「利用する通信事業者の網設備」の一致です。auひかりの検討時に押さえておくべき主なポイントは以下の通りです。

1. NTT系光コラボとKDDI独自回線のインフラ構造の違い

ドコモ光、SoftBank光、ビッグローブ光などのいわゆる「光コラボレーション事業者」は、NTT東西の光ファイバー網(アクセス区間)を卸受して提供しています。そのため、室内にNTTの光コンセントがあれば、局内切り替え作業のみ(無派遣工事)で開通できるケースが多数を占めます。

これに対し、auひかりはKDDIが自社で管理する光ファイバー設備、または一部地域でNTT等から借用したダークファイバー(芯線)に独自の通信機器を接続してサービスを提供しています。外見上は同じ形状の「光コンセント」であっても、壁の内部から電柱へと伸びている光ファイバーの接続先がNTT網である場合、auひかりの通信信号を通すことは原則としてできません。詳しくはauひかりの特徴まとめでも解説しています。

2. 「光回線再利用(auひかり ホーム(S))」の仕組みと適用条件

ただし、「NTT設備は絶対にauひかりで流用できない」と一括りに断定することはできません。KDDIでは、一部の戸建て向けプランにおいて、既存のNTT光ファイバー引込線を再利用してサービスを提供する「光回線再利用(auひかり ホーム(S))」を提供しています(出典: KDDI株式会社 光回線再利用(auひかり ホーム(S)))。

光回線再利用を利用できる主な条件は以下の通り厳密に定められています。

  • 対象エリア:関東地方・関西地方・東海地方・沖縄県などを除く、KDDIが指定する一部の地域(提供エリア限定)。
  • 住居形態:戸建て住宅向け「auひかり ホーム(S)」の契約であること(マンション等の集合住宅プランは別体系)。
  • 設置場所:現在NTT東日本・NTT西日本の光回線設備が引き込まれており、同一の設置場所・同一の引込口で継続して利用すること。
  • 設備調査の適合:KDDIによる事前の設備調査において、引込線の流用が可能と判定されること。

このように、特定の地域かつ条件を満たす戸建て住宅であればNTT引込線を活かした再利用が可能となる場合がありますが、これも利用者が任意に指定できるものではなく、KDDIの設備調査結果に基づいて適用可否が決定されます。

派遣工事と無派遣工事(立ち会いなし)の判定基準

auひかりを申し込んだ際、作業員が訪問する「派遣工事」になるか、機器が郵送されて自身で接続する「無派遣工事」になるかは、住居タイプと建物の設備状況によって明確に分かれます。

住居タイプ 宅内・建物の設備状況 工事種別(目安) 立ち会いの要否
マンション(集合住宅) auひかり共用部設備あり+宅内配線・端子が残存 無派遣工事 立ち会い不要(機器接続のみ)
マンション(集合住宅) auひかり共用部設備あり+宅内配線が未敷設・断線 派遣工事 立ち会い必要(作業員が宅内入室)
戸建て(ホームタイプ) 過去にauひかりを利用しており設備完全残存(極めて稀な例) 無派遣工事の可能性あり 立ち会い不要(判定次第)
戸建て(ホームタイプ) 新規引き込み、または光回線再利用(ホーム(S))での標準開通 派遣工事 立ち会い必要(屋外・宅内施工)

1. マンション(集合住宅)における無派遣工事の条件

集合住宅で無派遣工事が適用される典型的なケースは、マンションの共用部(MDF室)にすでにauひかりの主設備(マンションタイプギガ、タイプV、タイプEなど)が導入されており、さらに以前の入居者が利用していた宅内の光ファイバー配線やモジュラージャック、LAN端子がそのまま断線せずに残されている場合です。

この場合、KDDI開通センターでの局内・共用部切り替えデータ処理のみで開通できるため、宅内への作業員訪問は行われず、宅配便で届く宅内機器(ホームゲートウェイやVDSLモデム)を壁面の端子に接続するだけで利用を開始できます。

2. 戸建て(ホームタイプ)における派遣工事の原則

戸建て住宅の場合、仮に室内に光コンセントがあったとしても、それは他社回線用のものである可能性が極めて高いため、最寄りの電柱からauひかり専用の光ファイバーを家屋まで架空引き込みする派遣工事(立ち会い必須)が行われるのが一般的です。工事の詳細な期間や手順については、auひかりの開通工事の流れと期間をご確認ください。

また、他社光回線とのサービス比較や月額費用の違いを検討中の方は、auひかりとSoftBank光の比較記事も参考にしてください。

3. 賃貸物件での注意点と壁穴・ビス留めの可能性

賃貸マンションや賃貸アパート、借家の戸建てでauひかりの引き込み工事を行う場合、家主(オーナー)や物件管理会社の事前承諾が不可欠です(出典: KDDI株式会社 開通工事のご案内)。

光ファイバーの引き込みは、通常であれば既存の電話線配管やエアコンダクト(通気口)を利用するため、外壁に大きな加工を加えることは基本的にありません。しかし、配管の詰まりやルートの屈曲によって既存配管が利用できない場合、引き込み用金具を固定するためのビス留め(数ミリのネジ固定)や、壁面への貫通穴(直径1cm程度)が必要となるケースがあります。無断で施工すると退去時に原状回復トラブルへと発展する恐れがあるため、工事前の確認が必要です。

申込みから工事種別確定までの3つのステップ

光コンセントの有無にかかわらず、auひかりの開通手続きは以下のフローで進められます(出典: KDDI株式会社 ご契約の流れ)。

  1. ステップ1:公式サイトでの提供エリア確認と申込み
    郵便番号と住所を入力し、建物のauひかり対応状況を確認します。戸建ての場合は提供エリア内であるか、マンションの場合は導入済み物件一覧に建物名が表示されるかを確認して申込みを行います。
  2. ステップ2:KDDIによる設備調査と工事内容の判定
    申込みデータに基づき、KDDI側で電柱からの引込ルート、最寄りの接続端子、棟内設備の空き状況などが調査されます。この段階で「派遣工事(立ち会い日時の予約が必要)」か「無派遣工事(立ち会い不要)」かが正式に決定されます。
  3. ステップ3:工事日の予約または接続機器の受取・開通
    派遣工事の場合はWeb予約画面または電話窓口で立ち会い希望日を決定します。無派遣工事の場合は開通日までにホームゲートウェイ等の機器が自宅に届くため、指定日に自身で配線接続を行い、利用を開始します。

まとめ:光コンセントの有無だけで判断せず事前の設備判定を確認

室内に光コンセントが設置されていても、それがNTT設備であるかKDDI独自設備であるかによって工事の要否は大きく異なります。一部の戸建てにおける「光回線再利用(ホーム(S))」の対象地域や、設備導入済みマンションの残存配線状況など、個別の住環境ごとに適用される工事種別は様々です。

インターネットの新規導入や乗り換えを計画する際は、光コンセントの見た目だけで「工事不要」と自己判断せず、まずは公式サイトのエリア検索および申込み後のKDDIからの設備調査通知を必ずご確認ください。

参考情報・出典

よくある質問

Q. 部屋に「光」と書かれた光コンセントがあれば、auひかりは工事不要で開通できますか?
A. 必ずしも工事不要にはなりません。設置されている光コンセントがNTT東日本・NTT西日本のフレッツ光設備である場合、KDDI独自設備を用いるauひかりでは原則として新設工事が必要です。ただし、既存引込線を流用する「光回線再利用(ホーム(S))」が適用できる場合や、マンションで過去のauひかり配線が残存している場合は無派遣工事となることがあります。
Q. auひかりの「光回線再利用(auひかり ホーム(S))」とは何ですか?
A. NTT東日本・NTT西日本の光ファイバー設備(引込線や光コンセント)を流用してauひかり ホーム(S)を提供する仕組みです。対象地域(関東・関西・東海・沖縄以外等の一部エリア)、戸建てタイプ、同一設置場所での継続利用などの適用条件があり、申込み後のKDDI設備調査によって流用可能か判定されます。
Q. マンションで立ち会い工事なし(無派遣工事)になる条件は何ですか?
A. マンションの共用部にauひかりの棟内設備(ギガ/タイプV/タイプE等)が導入済みで、かつ前入居者が利用していた宅内配線や光コンセント・モジュラージャックが断線なく完全に残存している場合に、立ち会い不要の無派遣工事となることがあります。
Q. 戸建て住宅で光コンセントがある場合、壁に穴を開ける工事は発生しますか?
A. 屋外からの光ファイバー引き込みでは、通常は既存の電話線配管やエアコンダクトを利用します。既存ルートが使えない場合に限り、建物の所有者(賃貸の場合はオーナーや管理会社)の承諾を得た上で壁面へのビス留めや穴あけ施工が行われる場合があります。
Q. 工事が派遣工事(立ち会いあり)か無派遣工事(立ち会いなし)かはいつ確定しますか?
A. 公式サイト等からの申込み手続き完了後、KDDIによる設備状況や引込ルートの調査が行われ、その結果をもとに派遣工事か無派遣工事かが確定し、契約者へ案内されます。

参照した公式情報

以下の公開情報を確認して記事を編集しています。料金・条件は変更されるため、申込み前にリンク先でも確認してください。

※本記事に記載の料金プラン・解約金・キャンペーン内容等は記事作成時点の公開情報です。 最新情報は、必ず各社公式サイトでご確認ください。