01 auひかり / FAQ
auひかり電話サービスとは?auスマートバリュー適用の必須条件と番号ポータビリティの仕組み
先に要点
このページの結論
auひかりの固定電話サービス「auひかり電話」の基本料金・通話料、auスマートバリューやUQ mobile自宅セット割の適用必須条件となっている理由、NTT加入電話からの番号ポータビリティ(LNP)手順を公開情報をもとに徹底解説。
料金・提供エリア・特典の適用条件は変わるため、記事下部の公式情報と申込み条件も確認してください。
auひかり電話サービスの概要と結論
「auひかり電話」は、KDDIがauひかりに付帯して提供する固定電話(光IP電話)サービスです。月額基本料は770円(税込)で、「auスマートバリュー」や「UQ mobile 自宅セット割」の適用条件となるオプションです。固定電話機を普段使わない世帯でも、割引額とオプション料金を比較して判断します。
- セット割適用の必須条件:auやUQ mobileのスマホ料金割引を受けるには、auひかり電話(月額770円・税込)の同時加入が条件となっています。
- 固定電話を使わない場合も比較対象:対象スマホ1台あたりの割引額が1,100円のケースでは、オプション料金770円との差額は330円です。割引額が異なるプランでは元が取れない場合もあります。
- NTT番号の継続利用が可能:NTT加入電話で取得した電話番号であれば、番号ポータビリティ(LNP)によって番号を変えずにそのまま移行できます。
以下では、auひかり電話の料金仕様、セット割との経済的関係、番号移行(LNP)の具体的な手続き手順、利用上の注意点を公開情報をもとに分かりやすく解説します。
auひかり電話とNTT一般加入電話の基本仕様比較表
従来のNTTアナログ電話回線とauひかり電話の料金および仕様の比較は以下の通りです。
| 比較項目 | auひかり電話 | NTT一般加入電話(アナログ) |
|---|---|---|
| 月額基本料金 | 770円(税込) | 約1,600円〜1,870円(住宅用) |
| 固定電話宛通話料(市内・県内) | 8.8円 / 3分(全国一律) | 9.35円 / 3分(市内)〜約44円 / 3分(県内市外) |
| 固定電話宛通話料(県外) | 8.8円 / 3分(全国一律) | 約22円〜88円 / 3分(距離による) |
| 携帯電話宛通話料 | 約16.5円〜17.6円 / 1分 | 約17.6円〜33円 / 1分 |
| 緊急通報(110/119/118) | 発信可能 | 発信可能 |
| 停電時の通話 | 機器給電停止のため利用不可 | 電話機仕様により利用可能(メタル給電時) |
| スマホセット割連動 | auスマートバリュー / 自宅セット割の必須条件 | 割引対象外 |
auスマートバリュー・自宅セット割との経済的損益分岐点
auひかり電話に加入する最大の動機は、KDDIグループのスマートフォン割引制度の適用にあります。
1. 割引額とオプション料金の収支計算
auのスマートフォン料金が割引される「auスマートバリュー」およびUQ mobileの「自宅セット割(インターネットコース)」は、ネット回線+光電話のセット契約が条件です(詳細はauひかりとUQ mobileセット割の解説およびauひかりとドコモ光のセット割比較参照)。
例えば、世帯に対象プラン(割引額1,100円/月)のスマホが1台ある場合:
- スマホ側の割引額:-1,100円/月
- auひかり電話の月額料金:+770円/月
- 差引の考え方:1,100円割引の対象回線なら毎月330円の差額。割引額が770円以下の対象プランでは電話料金だけでプラスにならない
世帯内に対象スマホが2台、3台と増えれば割引額は2,200円、3,300円と拡大するため、固定電話を日常的に使わない家庭であっても、オプション加入した方が家計全体の通信費を確実に削減できる構造になっています。
2. ホームゲートウェイの内蔵無線LAN割引特典
auひかりでは、宅内に設置するホームゲートウェイの内蔵無線LAN(Wi-Fi)機能の利用に通常月額550円(税込)がかかりますが、auスマートバリューまたは自宅セット割が適用されている期間中は内蔵無線LAN機能の月額利用料が永年無料となる優遇措置が用意されています(詳細はauひかりの特徴・料金まとめ参照)。この点からも電話オプションへの加入価値が高まります。
NTT固定電話番号の引き継ぎ(番号ポータビリティ)4ステップ
現在NTT東日本・西日本の一般加入電話をご利用中の場合、「番号ポータビリティ(LNP: Local Number Portability)」により、現在お使いの電話番号をそのままauひかり電話へ移行できます。
-
1. auひかり申込み時に「番号引き継ぎ」を選択
auひかりの申し込みフォームまたは窓口にて、auひかり電話の利用と同時に「現在利用中のNTT番号の継続」を指定し、既存の電話番号と加入者名義を入力します。 -
2. KDDIによる番号移行の手続き
KDDIが契約者に代わってNTT東日本・西日本との間で番号ポータビリティの調整を行います。契約者自身が事前にNTTへ解約の連絡を入れる必要はありません。 -
3. 光回線の開通工事とホームゲートウェイの設置
光ファイバー引き込み工事が完了し、ホームゲートウェイが設置されます。番号切り替え予定日の前までは従来のNTT回線で通話が可能です。 -
4. 電話番号の切り替えと機器の接続
指定の切り替え日時に自動的に番号がauひかり電話へ切り替わります。ホームゲートウェイ背面の「電話機」ポートとお手持ちの電話機をモジュラーケーブルで接続すれば移行完了です。NTT加入電話は自動的に休止扱いとなります。
契約前に必ず確認しておくべき注意点
auひかり電話を申し込む前に、以下の技術的・制度的制約を確認しておく必要があります。
1. 停電時の利用制限
auひかり電話は光ファイバーと宅内のホームゲートウェイ(通信機器)を通じて通話を行うIP電話です。そのため、台風や地震などの災害による停電時は機器への給電が途絶え、110番や119番を含むすべての通話ができなくなります。非常時の連絡手段として携帯電話やモバイルバッテリーを確保しておくことが推奨されます。
2. 番号引き継ぎができないケース
NTT東日本・西日本の一般加入電話として発番された番号は引き継ぎ可能ですが、他社光コラボレーションやIP電話サービスで独自に新しく発番された電話番号は、auひかり電話へ番号ポータビリティできない場合があります。
3. 解約・他社乗り換え時の手続き(アナログ戻し)
将来auひかりを解約して他社へ移る際、NTTから引き継いだ電話番号を維持するには、事前にNTTの加入電話へ戻す「アナログ戻し」または他社光電話への番号ポータビリティ手続きが必要です(詳細はauひかりの解約金と手続き規定参照)。解約手続きの順序を誤ると電話番号が消滅するリスクがあるため注意が必要です。
まとめ
auひかり電話は、月額770円(税込)の固定電話オプションで、auスマートバリューやUQ mobile自宅セット割の条件になる場合があります。対象プランの割引額、電話を使う頻度、家族回線数を合算して加入可否を判断してください。
固定電話機を使わない場合でも割引額が上回るケースが多いため、au・UQ mobileユーザーは回線申し込み時に併せて加入を検討するのが賢明です。最新の割引条件や通話オプション規定は、KDDI公式サイトの最新情報をご確認ください。
参考情報・出典
よくある質問
- Q. auひかり電話とはどのようなサービスですか?基本料金はいくらですか?
- A. auひかり電話は、auひかりの光回線に付帯できる固定電話サービスです。月額基本料は770円(税込)で、通話料や提供条件は利用する番号・通話先などにより異なります。料金の最新情報は公式ページで確認してください。
- Q. 固定電話機を使わない場合でもauひかり電話に申し込むメリットはありますか?
- A. はい。「auスマートバリュー」や「UQ mobile 自宅セット割」の適用を受けるためには、ネット回線に加えて「auひかり電話(月額770円・税込)」への加入が条件です。1,100円割引の対象回線なら単純差額は330円ですが、対象プランや家族回線数によって結果は変わるため、世帯全体で比較します。
- Q. 現在使っているNTTの固定電話番号をそのまま引き継げますか?
- A. NTT東日本・西日本で一般加入電話として発番された電話番号であれば、「番号ポータビリティ(LNP)」制度を利用してauひかり電話へそのまま引き継ぐことが可能です。ただし、他社光電話で独自に新規発番された番号など、一部引き継ぎができない番号もあります。
- Q. auひかり電話を利用するために必要な機器は何ですか?
- A. auひかりの開通時にKDDIからレンタル提供されるホームゲートウェイ(HGW)に電話機能が内蔵されています。電話機をお持ちの場合はホームゲートウェイ背面の電話ポートにモジュラーケーブルを接続するだけで利用可能になります。
- Q. 緊急通報(110番・119番)には発信できますか?
- A. はい。auひかり電話は警察(110番)や消防・救急(119番)、海上保安庁(118番)などの緊急通報電話番号への発信に対応しています。ただし停電時は機器への給電が止まるため発信できなくなります。
参照した公式情報
以下の公開情報を確認して記事を編集しています。料金・条件は変更されるため、申込み前にリンク先でも確認してください。
※本記事に記載の料金プラン・解約金・キャンペーン内容等は記事作成時点の公開情報です。 最新情報は、必ず各社公式サイトでご確認ください。