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SoftBank光の高速通信に必要な機器|1ギガ・10ギガのルーターとLAN確認

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先に要点

このページの結論

SoftBank光で高速通信を利用するために必要な機器構成と切り分け方法を解説。1ギガ・10ギガプラン別のルーター性能、光BBユニットとおうち割光セットの関係、LANケーブル規格、端末の上限速度の確認手順を整理しています。

料金・提供エリア・特典の適用条件は変わるため、記事下部の公式情報と申込み条件も確認してください。

SoftBank光で高速通信を行うには、回線プランに応じたONUやホームゲートウェイ、Wi-Fi規格や有線ポートが適合したルーター、規格に合うLANケーブルや受信端末を揃えてボトルネックを防ぐ機器構成が必要です。

SoftBank光の回線構成とおうち割光セットに伴う機器の役割

SoftBank光は、NTT東日本およびNTT西日本が敷設した光ファイバー網設備を借り受けて提供される「光コラボレーション(光コラボ)」モデルの固定回線サービスです。通信の土台となる物理回線や光スプリッター、局舎内設備はNTT東西のフレッツ光と共通の基盤が利用されています。そのため、宅内に引き込まれる光配線や光コンセント、光信号を電気信号に変換する終端装置であるONU(光回線終端装置)、あるいはひかり電話機能を含むホームゲートウェイは、NTT東西の規格に基づいた機器が設置されます。

このNTT設備を通過した通信をプロバイダ(SoftBank)側へ中継する段階において、SoftBank光特有の周辺機器構成が存在します。その代表例が、SoftBankから提供される専用機器「光BBユニット」です。ソフトバンクやワイモバイルの携帯電話料金が毎月割引される「おうち割光セット」を適用する場合、指定オプションパックへの加入条件が設定されており、光BBユニットのレンタルがその中核に含まれています。

光BBユニットは単なるオプションルーターではなく、SoftBank光の高速通信機能である「IPv6高速ハイブリッド(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)」を利用するための認証機能を担っています。この機能を通すことで、夜間などに混雑しやすい従来のPPPoE方式を回避し、IPoE方式経由で快適な通信が行える設計となっています。

回線全体の通信速度は「光回線設備」「ONUまたはホームゲートウェイ」「光BBユニット」「市販Wi-Fiルーター」「LANケーブル」「PCやスマートフォンなどの端末」という一連の経路のうち、最も低い性能を持つ機器の上限値に制限されます。SoftBank光の総合的なプラン特性については当サイトの回線ハブでも整理していますが、まずは自宅に設置されている機器の役割分担を明確に把握することが大切です。

1ギガプランと10ギガプランで求められる機器スペック一覧

SoftBank光には標準的な「1ギガプラン」と、広帯域通信に対応した「10ギガプラン」が用意されています。それぞれのプランにおいて回線の潜在能力を発揮させるためには、接続経路に配置する周辺機器が各通信規格を満たしている必要があります。特に10ギガプランは一部の地域・建物に提供が限定されているため、導入を検討される際はあらかじめSoftBank光 10ギガ公式情報にてお住まいの住所の提供可否をご確認ください。また、月額料金やキャンペーン等の諸費用についてはSoftBank光の料金プラン公式情報で詳細な規約が案内されています。

プランごとに要求される各機器のスペック基準は以下の表の通りです。

接続機器・部材 1ギガプラン推奨スペック 10ギガプラン推奨スペック
回線終端装置(ONU) 1Gbps対応ONU / ホームゲートウェイ 10GBASE-T対応 10ギガ専用ONU
光BBユニット E-WMTA2.3 または E-WMTA2.4 10ギガ対応光BBユニット(E-WMTA2.4等)
ルーターの有線LANポート 1000BASE-T(最大1Gbps) 10GBASE-T(最大10Gbps対応ポート)
Wi-Fi通信規格 Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac)以上 / Wi-Fi 6推奨 Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)またはWi-Fi 6E / Wi-Fi 7
LANケーブル規格 カテゴリ5e(CAT5e)またはカテゴリ6(CAT6) カテゴリ6A(CAT6A)以上推奨
接続端末のLANポート 1000BASE-T対応ポート 10GBASE-T対応LANカードまたは専用アダプタ

1ギガプランでは、1000BASE-T対応の有線ポートとCAT5e以上のケーブルが標準的な構成となります。これに対して10ギガプランでは、ルーターのWAN/LANポート双方が10GBASE-Tに対応していなければ有線接続で1Gbpsを超える速度が得られません。市販ルーターを導入する場合でも、WANポートのみが10G対応でLANポートが1Gにとどまる機種では、有線接続時の上限が1Gbpsとなるため製品仕様の確認が不可欠です。

通信速度の上限を切り分ける5つの確認手順

期待した通信速度が出ない場合、接続経路のどこかで通信規格の不一致や古い機器による制限が生じている可能性が考えられます。次の番号付き手順に沿って、1箇所ずつ仕様とステータスを切り分けていくことが推奨されます。

  1. 契約プランと開通方式の確認:マイページ(My SoftBank)等で契約内容を確認し、1ギガまたは10ギガのプラン種別、および配線方式が「光配線方式」であるか確認します。集合住宅などでVDSL方式が採用されている場合は建物の電話配管仕様により最大100Mbpsが構造上の上限となります。配線や工事に関する基礎知識は関連記事でも解説しています。
  2. NTT終端装置(ONU)のリンクランプ確認:ONUまたはホームゲートウェイの前面ランプを確認します。「UNI」や「LAN」のランプが緑色に点灯している場合はギガビット通信でリンクしていますが、橙色点滅や消灯の場合は通信モードが100Mbps以下に制限されている可能性があります。配線や端子の接続方法は公式の配線・接続公式サポート案内も参考にしてください。
  3. ルーター機器の有線ポート仕様と動作モードの確認:光BBユニットや市販Wi-Fiルーターの背面に備わるLANポート規格を調べます。古いルーターではポートが「100BASE-TX(最大100Mbps)」規格の場合があり、この状態では契約回線が高速でも100Mbpsを超える通信が行えません。
  4. 配線に使用しているLANケーブルの印字確認:ONUとルーター間、およびルーターとPC間を繋ぐLANケーブルの表面に印刷された印字を確認します。「CAT.5」と書かれている場合は通信速度が最大100Mbpsに制限されるため、速やかにCAT5eやCAT6、10ギガであればCAT6Aのケーブルに交換します。
  5. 利用端末(PC・スマートフォン)の受信スペック確認:PCの有線LANアダプターのリンク速度プロパティを開き、リンク速度が「1000/1000 (Mbps)」または「10/10 (Gbps)」で認識されているか確認します。スマートフォンやタブレットで無線接続している場合は、端末側がWi-Fi 6(11ax)等の高速規格に対応しているかをメーカー仕様表で照合します。

このように上流から下流へ向かって1段階ずつ機器を特定していくことで、どの部材が速度低下の原因になっているかを正確に突き止めることができます。

利用状況別の機器構成パターンと条件分岐

SoftBank光では、割引サービスの利用有無やプランの契約内容によって構築すべき機器構成が異なります。代表的な3つの利用条件に分けて配線と運用の留意点を整理します。

条件1:おうち割光セットを適用してスマホ代の割引を受ける場合

ソフトバンクまたはワイモバイルのスマートフォンを契約しており、おうち割光セットを適用する場合は、光BBユニットの設置が条件に含まれます。基本の接続順序は「ONU → 光BBユニット → PC等の端末」となります。光BBユニット単体でもWi-Fi機能(Wi-Fiマルチパック)を利用できますが、より広範囲をカバーしたい場合や高速な市販メッシュWi-Fiルーターを併用したいケースもあります。その際は、市販ルーターの動作モードスイッチを「ルーターモード」から「アクセスポイントモード(APモード/ブリッジモード)」へ切り替えて光BBユニットのLANポートに接続します。これにより二重ルーター状態による通信障害を防ぎながら、光BBユニットのIPv6高速ハイブリッド接続と市販ルーターのWi-Fi性能を両立させることが可能です。

条件2:おうち割光セットを利用せず市販ルーター単体で運用する場合

スマートフォンのセット割を適用せず、光BBユニットをレンタルしない場合は、「ONU → 市販ルーター → 端末」という直接接続の構成になります。この構成を選択する場合、SoftBank光が提供するIPv6高速ハイブリッド機能は利用できません。市販ルーターでIPv6通信を行うには、ルーター機器がフレッツ光のIPv6(IPoE)規格に対応しているか、あるいはPPPoE接続設定を正しく完了させる必要があります。通信の安定性を重視する場合は、光BBユニットをレンタルしてIPv6高速ハイブリッドを有効化するか、市販ルーター単体での運用適性を事前に比較検討することが重要です。

条件3:10ギガプランで最大の通信帯域を目指す場合

10ギガプランを契約している環境では、機器の1箇所でも1ギガ規格が残っていると回線全体の伝送効率が落ちてしまいます。10G対応ONUから10ギガ対応光BBユニットへは必ずCAT6A以上のLANケーブルで配線し、さらにそこから端末へ有線接続する際も10GBASE-T対応ポート同士をCAT6A以上のケーブルで直結します。市販ルーターを追加する場合は、10G対応WANポートと10G対応LANポートをそれぞれ独立して備えているハイエンドモデルの選定が必要です。また、Wi-Fi接続時もWi-Fi 6(160MHz幅対応)やWi-Fi 6E、Wi-Fi 7に対応した親機と子機の組み合わせを揃えることで、電波干渉の少ない高速無線通信が実現します。

よくある質問(FAQ)

SoftBank光で市販ルーターのみを使用しても高速通信は可能ですか?

市販ルーターのみでもインターネット接続は可能ですが、SoftBank光独自のIPv6高速ハイブリッド接続を利用する場合やおうち割光セットの適用には光BBユニットのレンタルが必要です。市販ルーター単体で接続する場合は、ルーター側での接続設定や対応規格の確認が必要となります。

10ギガプランを契約すれば既存のLANケーブルのままでも速度は向上しますか?

従来のCAT5eなどのケーブルでは最大1Gbpsに制限されるため、10ギガの性能を引き出すにはCAT6A以上の規格に対応したLANケーブルへの交換が推奨されます。ケーブルに印字されているカテゴリ表記を確認し、適切な規格への見直しをご検討ください。

おうち割光セットを適用する際に機器構成で注意すべき点は何ですか?

おうち割光セットの必須オプションである光BBユニットを接続経路に組み込む必要があり、市販ルーターを併用する場合はブリッジモード(アクセスポイントモード)に設定して二重ルーターを防ぐことが基本となります。ルーター機能が重複すると通信の不具合を招く原因となります。

ONUとホームゲートウェイの違いは何ですか?

ONUは光信号とデジタル信号を相互変換する単機能機器であり、ホームゲートウェイはONU機能やひかり電話対応のルーター機能を兼ね備えた複合機器です。契約するオプションや電話サービスの有無によってNTT東西からどちらが提供されるかが決まります。

通信速度が低下している場合にボトルネックとなっている機器を特定するにはどうすればよいですか?

契約プランの提供仕様を確認した上で、有線LANでONU直結、ルーター経由、ケーブル規格、接続端末の有線LANポートやWi-Fi規格を順番に照合して最も低い規格の上限を切り分けます。下流側から順に規格を確認することで問題箇所の特定が容易になります。

通信環境の改善を検討される際は、周辺機器のスペックだけでなく契約プランの公式条件を正しく把握することが大切です。当サイトの情報収集基準や編集ポリシーにつきましては運営方針にて詳細を開示しております。提供エリアや対応機器の最新仕様については、お申し込みや設定変更の前に公式の案内をご確認ください。

よくある質問

Q. SoftBank光で市販ルーターのみを使用しても高速通信は可能ですか?
A. 市販ルーターのみでもインターネット接続は可能ですが、SoftBank光独自のIPv6高速ハイブリッド接続を利用する場合やおうち割光セットの適用には光BBユニットのレンタルが必要です。
Q. 10ギガプランを契約すれば既存のLANケーブルのままでも速度は向上しますか?
A. 従来のCAT5eなどのケーブルでは最大1Gbpsに制限されるため、10ギガの性能を引き出すにはCAT6A以上の規格に対応したLANケーブルへの交換が推奨されます。
Q. おうち割光セットを適用する際に機器構成で注意すべき点は何ですか?
A. おうち割光セットの必須オプションである光BBユニットを接続経路に組み込む必要があり、市販ルーターを併用する場合はブリッジモード(アクセスポイントモード)に設定して二重ルーターを防ぐことが基本となります。
Q. ONUとホームゲートウェイの違いは何ですか?
A. ONUは光信号とデジタル信号を相互変換する単機能機器であり、ホームゲートウェイはONU機能やひかり電話対応のルーター機能を兼ね備えた複合機器です。
Q. 通信速度が低下している場合にボトルネックとなっている機器を特定するにはどうすればよいですか?
A. 契約プランの提供仕様を確認した上で、有線LANでONU直結、ルーター経由、ケーブル規格、接続端末の有線LANポートやWi-Fi規格を順番に照合して最も低い規格の上限を切り分けます。

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