01 BB.exciteカスタム / FAQ
BB.exciteカスタムの高速通信に必要な機器|1ギガ・10ギガのルーターとLAN確認
先に要点
このページの結論
BB.exciteカスタムで高速通信を利用するには、提供状況の確認を出発点として、回線種別(1ギガまたは10ギガ)に応じたONU、ホームゲートウェイ、ルーター、LANケーブル、接続端末の仕様を揃える必要があります。通信速度は接続経路の中で最も低い規格が上限となるため、ボトルネックの切り分けが重要です。
料金・提供エリア・特典の適用条件は変わるため、記事下部の公式情報と申込み条件も確認してください。
BB.exciteカスタムで高速通信を利用するには、回線・機器・ケーブル・端末の全区間で規格を揃える必要があります。どれか一つでも下位規格があるとそこが全体の速度上限となるため、各機器の仕様確認が大切です。
BB.exciteカスタムの提供状況確認と通信速度のボトルネック構造
BB.exciteカスタム ネクスト等は、NTT東日本・NTT西日本の光ファイバー網を利用した光コラボレーションモデルの接続サービスです。高速通信の利用環境を整えるにあたって、最初に行うべき確認事項は利用予定の住所におけるサービス提供状況です。光回線の提供エリア内であっても、建物の設備状況や配線方式(光配線方式、VDSL方式、LAN配線方式など)によって、契約可能な最大通信速度そのものに制約が生じる場合があります。提供可否や利用可能なプランの詳細は、BB.excite公式サイトのエリア検索や案内窓口での確認が推奨されます。
通信速度を検討するうえで理解しておくべき基本原理は「ボトルネック構造」です。インターネット通信は、光ファイバー回線、光回線終端装置(ONUまたはホームゲートウェイ)、ブロードバンドルーター、LANケーブル、そして利用端末(パソコンやスマートフォン)という複数の要素が直列につながって成立しています。この接続経路の中に一つでも低速な規格や古い機器が介在していると、回線自体の最大速度がどれほど高くても、その最も性能が低い部分の規格が全体の通信速度の上限になります。契約速度に見合った性能を発揮させるには、単一の機器だけでなく接続経路全体を見直す視点が欠かせません。
1ギガ・10ギガ環境に応じた必要機器とLANケーブル規格の選定
BB.exciteカスタムで提供される回線種別には、一般的な1ギガ(最大概ね1Gbps)プランと、広帯域な10ギガ(最大概ね10Gbps)プランが存在します。契約するプランの速度に応じて、周辺に揃えるべきネットワーク機器の仕様要件は大きく異なります。
以下の表は、1ギガ環境および10ギガ環境それぞれにおいて、通信性能を損なわずに利用するために求められる主要機器と規格の目安です。
| 接続機器・部材 | 1ギガ環境の目安規格 | 10ギガ環境の推奨規格 | 確認の着眼点 |
|---|---|---|---|
| 回線終端装置(ONU/HGW) | 1000BASE-T対応機器 | 10GBASE-T対応機器 | 事業者から提供される機器のLANポート仕様 |
| ルーター(有線ポート) | WAN/LAN共に1Gbps対応 | WAN/LAN共に10Gbps対応 | 低速ポートによる速度制限の有無 |
| ルーター(無線Wi-Fi) | Wi-Fi 5(11ac)以上 | Wi-Fi 6(11ax)またはWi-Fi 7 | 対応帯域幅とアンテナ・ストリーム数 |
| LANケーブル | Cat5e または Cat6 | Cat6A(カテゴリ6A)以上 | ケーブル被膜に印字されたカテゴリ規格 |
| 接続端末(PC等) | 1Gbps有線LAN / 対応Wi-Fi | 10Gbps有線LAN / 対応Wi-Fi | 端末側ネットワークアダプタの受信性能 |
利用環境ごとの機器選定における条件分岐は以下のとおりです。
・【1ギガプランを利用する場合の選定条件】:有線接続を行う場合、ルーターの各ポートおよび端末側のLANポートが「1000BASE-T(最大1Gbps)」に対応していれば規格通りの性能を期待できます。LANケーブルはカテゴリ5e(Cat5e)以上を選定します。過去の配線でカテゴリ5(Cat5、最大100Mbps)が混在していると速度が大幅に制限されるため注意が必要です。
・【10ギガプランを利用する場合の選定条件】:10ギガの広帯域を生かすには、ルーターのWAN側ポートだけでなくLAN側ポートも「10GBASE-T(10Gbps対応)」を備えていることが求められます。また、LANケーブルには伝送帯域500MHzに対応したカテゴリ6A(Cat6A)を選定することが適しています。一般的な家庭環境では、シールド処理されたCat7等よりもノイズ対策の施されたUTP仕様のCat6Aが扱いやすく推奨されます。
転用・事業者変更・光電話の有無による配線機器の違い
他社回線からの乗り換え形態や固定電話サービスの利用状況によって、宅内に設置される機器構成や配線方法は分岐します。手続き別の詳細や流れは、BB.exciteの乗り換え案内やBB.exciteカスタム ネクスト1G乗り換え案内などの公式情報でも案内されています。体系的な回線情報は当サイトの回線ハブでも整理しています。
配線機器の構成パターンは、主に契約区分とオプションの有無によって分かれます。
・【転用・事業者変更における機器の取り扱い】:フレッツ光からの「転用」や、他の光コラボレーション事業者からの「事業者変更」で乗り換える場合、NTT東西の回線設備を継続して利用するため、宅内に設置されているONUやホームゲートウェイはそのまま引き継いで利用できるケースが多く見られます。ただし、契約品目を1ギガから10ギガに変更する場合や、既存機器の老朽化による交換が必要な場合には機器の交換手続きが発生します。既存機器の返却要否や交換費用については申し込み時の公式案内を確認してください。
・【光電話(ひかり電話)の利用有無による機器構成】:光電話サービスを契約する場合、通話用の電話ポート(TELポート)を備えた「ホームゲートウェイ(ひかり電話対応機器)」がNTT側から提供・設置されます。この機器にはルーター機能が内蔵されていることが多く、自前で用意したWi-Fiルーターを追加接続する際は、二重ルーター状態を避けるために「アクセスポイント(ブリッジ)モード」に切り替えて接続するのが標準的です。一方、光電話を契約しないインターネット単体契約の場合、変復調機能のみを持つ単体ONUが設置される構成が一般的です。この場合は、ONUのLANポートと自前ルーターのWANポートをLANケーブルで直接接続し、ルーター側でインターネット接続機能を動作させます。
回線速度が伸びない場合にボトルネックを特定する確認手順
BB.exciteカスタムの開通後や機器設置後に通信速度が想定より遅いと感じた場合は、通信経路の上流から下流へ順序立てて検証することで、ボトルネックとなっている箇所を特定できます。以下の番号付き手順に沿って確認を進めてください。
- 接続端末のスペックとリンク速度を確認する:パソコンの有線LANアダプタやスマートフォンの対応Wi-Fi規格を確認します。パソコンのOSのネットワーク設定画面を開き、イーサネットのリンク速度が「1000/1000 (Mbps)」や「10/10 (Gbps)」で認識されているか調べます。ここが「100/100 (Mbps)」と表示されている場合、端末のLANポートまたは接続経路のいずれかが100Mbps上限になっています。
- LANケーブルのカテゴリ印字を確認する:ONU、ホームゲートウェイ、ルーター、PC間を接続しているすべてのLANケーブルの表面に印字された文字を点検します。「Cat5」と書かれている場合は100Mbpsが物理的上限となるため、速やかにCat5eまたはCat6A以上のケーブルへ交換します。断線やコネクタの爪折れによる接触不良もリンク速度低下の原因となります。
- ルーターのポート規格と動作モードを確認する:ルーターの製品仕様書を確認し、WANポートおよびLANポートが利用中の回線規格(1Gbpsや10Gbps)に対応しているか調べます。機器によっては特定のポートのみが高速規格に対応している場合があります。また、上位にホームゲートウェイがある環境では、ルーターがブリッジモードに設定されているかも点検します。
- ONU・ホームゲートウェイのランプ状態確認と再起動を実施する:機器本体の「UNI」「LAN」「光回線」などのランプが正常点灯しているか目視で確認します。異常を示す点灯パターンがないか確認したうえで、一度ルーターおよびONUの電源コンセントを抜き、数分置いてからONU、ルーターの順に電源を再投入して再同期を試みます。
- 回線の公式メンテナンス情報や障害情報を確認する:宅内環境に不備が見当たらないにもかかわらず広域で速度低下が発生している場合は、提供元設備のメンテナンスや混雑が影響している可能性があります。BB.exciteのサポート窓口やNTTの設備情報ページにて、該当エリアの障害・工事情報が告知されていないか確認してください。
引っ越し時における機器の取り扱いとよくある質問
引っ越し(移転)を伴う環境変化の際には、新居の設備仕様に合わせた機器の再確認が必要です。新居が10ギガ提供エリア外であったり、集合住宅の構内配線がVDSL方式であったりすると、旧居と同じ速度プランや機器構成を維持できない場合があります。移転手続きや回線の撤去・新設に関する詳細な条件は、関連記事で詳しく解説しています。また、当サイトの情報選定基準については運営方針をご参照ください。
以下に、BB.exciteカスタムの通信機器に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめます。
BB.exciteカスタムで1ギガまたは10ギガ通信を利用するために必要な機器は何ですか?
光回線終端装置(ONUまたはホームゲートウェイ)、契約プランの速度規格に対応したルーター、規格に適したLANケーブル(1ギガはCat5e以上、10ギガはCat6A以上推奨)、および該当速度に対応した端末(PCやスマホなど)が必要です。
転用や事業者変更の際に、手持ちのルーターやONUはそのまま使い続けられますか?
NTT東西の設備を利用する転用や事業者変更では、設置済みのONUやホームゲートウェイは原則そのまま利用できる場合がありますが、10ギガへの品目変更時や機器故障時には交換が必要です。ルーターの継続可否や設定変更の要否は契約内容により異なるため公式窓口での確認が推奨されます。
通信速度が想定より遅い場合、どの機器から切り分けるべきですか?
まずは接続端末のLANポート規格やWi-Fi規格、次にLANケーブルのカテゴリ、続いてルーターの有線・無線ポート上限、ホームゲートウェイやONUのリンクランプ状態、最後に回線仕様の順にボトルネックを切り分けます。
光電話の利用有無で設置される機器構成はどう変わりますか?
光電話を利用する場合は電話用ポートを備えたホームゲートウェイ(ひかり電話対応機器)が設置されるのが一般的ですが、光電話を利用しない単体契約ではONUのみが提供される構成が多く、自前ルーターの配置方法が異なります。
引っ越しの際に機器の扱いや契約の切り替えで注意すべき点は何ですか?
移転先の設備状況により提供可否や必要機器が変動するため、撤去・返却が必要な機器の有無や移転先工事の要否を事前に確認し、配線やルーター規格が新居の環境に適合しているか見直す必要があります。
よくある質問
- Q. BB.exciteカスタムで1ギガまたは10ギガ通信を利用するために必要な機器は何ですか?
- A. 光回線終端装置(ONUまたはホームゲートウェイ)、契約プランの速度規格に対応したルーター、規格に適したLANケーブル(1ギガはCat5e以上、10ギガはCat6A以上推奨)、および該当速度に対応した端末(PCやスマホなど)が必要です。
- Q. 転用や事業者変更の際に、手持ちのルーターやONUはそのまま使い続けられますか?
- A. NTT東西の設備を利用する転用や事業者変更では、設置済みのONUやホームゲートウェイは原則そのまま利用できる場合がありますが、10ギガへの品目変更時や機器故障時には交換が必要です。ルーターの継続可否や設定変更の要否は契約内容により異なるため公式窓口での確認が推奨されます。
- Q. 通信速度が想定より遅い場合、どの機器から切り分けるべきですか?
- A. まずは接続端末のLANポート規格やWi-Fi規格、次にLANケーブルのカテゴリ、続いてルーターの有線・無線ポート上限、ホームゲートウェイやONUのリンクランプ状態、最後に回線仕様の順にボトルネックを切り分けます。
- Q. 光電話の利用有無で設置される機器構成はどう変わりますか?
- A. 光電話を利用する場合は電話用ポートを備えたホームゲートウェイ(ひかり電話対応機器)が設置されるのが一般的ですが、光電話を利用しない単体契約ではONUのみが提供される構成が多く、自前ルーターの配置方法が異なります。
- Q. 引っ越しの際に機器の扱いや契約の切り替えで注意すべき点は何ですか?
- A. 移転先の設備状況により提供可否や必要機器が変動するため、撤去・返却が必要な機器の有無や移転先工事の要否を事前に確認し、配線やルーター規格が新居の環境に適合しているか見直す必要があります。
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